2018-09-08
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こんにちは
今回は野球をやっている方ならご存知かもしれませんが、2021年に三宅町のグローブ産業は100年を迎えるそうです。
今回はそんなグローブ作りの職人さん(有限会社なかむらさん)にオリジナルグローブのクラフターマインドの取材してきました!
有限会社 なかむら
住所 奈良県磯城郡三宅町上但馬186
tel 0745-56-2630
fax 0745-57-2126
mail baseball_factory_nty@yahoo.co.jp
本当に牛革!
もちろん牛革じゃないとか疑っていたとかではないんですが。。。
実物を見ると牛の形をしていて面白かったです。
こちらは牛の半頭分の革です。
革の部位によって横に伸びやすかったり、縦にも横にも伸びたり質が違うそうです。
もちろん仕入れた革そのものの質も違うようで、その性質しっかり見極めておられます。
この革を見てどう思いますか?
素人の僕には気づかないような傷や穴があります。これをグローブにしてしまうと結構目立つそうです。
なのでこの部分は使えないようです。。。
牛革は昔と比べると仕入れるのが難しくなっているそうですが、それでも品質を落とさず作られています。
プロも使っているオーダーグローブ。
野球を始めたばかりだとなかなかうまく捕球できなかったり。
それもそのはず、ひとりひとり手の大きさが違います。
手の大きさが一緒でも、指が長い人や、手のひらが大きい人、指の高さが違ったりいろんなかたちがあります。
手のサイズだけで選んでしまうと、手のひらがグローブからはみ出てしまっている人もいたり・・・
怪我が怖い・・!そしてうまくなりにくいのでは?
と思います。
クラフターマインドはしっかり手の形からつくってくれます。
オーダーグローブを作った人は軽く感じるそうです。
これはグローブの重さが軽くなっているからではなく、バランスやフィット感を経験からしっかり計算されて作られているから軽く感じるそうです。
手につけているというより手になっているような感覚なのかもしれないですね!
そして初めは小さく感じるそうですが、使ううちにどんどん馴染んでピッタリサイズになるそうです。
クラフターマインドの職人の酒井さんは他にない商品を作りたいという思いからデザインにもこだわられています。
希望があればしっかり受けてくれますよ~☆
▲こちらのハートのデザインのロゴマークは海外で販売されているモデルです。
ステッチカラーもこだわりがあります。
きれいなレインボー☆
この糸は他のどこを探してもないようです。
というか初めてみました。
ステッチや紐の色を選べたりもできるそうです。
本当に自分にあった、自分だけのひとつだけのグローブを作れます。
いやぁ感動しました。
グローブの作るところは初めてみましたが、手作業なんですね。
こちらは2枚のパーツが組み合わされたところです。間の紐みたいになっている境目は、接着剤とかじゃないですよ
2枚のパーツをあわせて縫ったのがさっきのパーツになります。
すごくないですか?手作業で作られているのが信じられないです。
先ほどのパーツの写真ではわかりにくかったですが、もちろんひとつひとつのパーツの大きさはバラバラです。
↑この写真のように全く違うパーツをあわせて指を通すトンネルのような形をつくったりしていくのですが、見ていると魔法のようにどんどんグローブになっていきます。
パーツはこれだけあります。
これをすべて縫っていくとグローブになります。
刻印。かっこいい。
こちらでは手の形を見て判断もしますが、ヒアリングでだいたいわかるそうです。
今のグローブでどんな悩みがあるのか、実際の自分の練習や試合での問題も伝えればもっと自分の理想のグローブができるとおもいます。
こちらではオーダーでグローブをつくってくださいます。
価格は25000円くらいから60000円位で作ってくれます。
一つ買うと長期間使うもの、そして練習の質を高めたり、怪我での離脱を防ぐために。。。
三宅町のグローブ産業が8月におはよう朝日ですで紹介されました。
おはよう朝日ですも39周年で三宅町のグローブ産業100周年とコラボをして関本、岩本モデルを作られました。
職人さんというと気難しくて、頑固というイメージですが、酒井さんは気さくで丁寧にいろいろ教えてもらえました。
グローブを頼むときも自分のイメージをしっかり伝えやすいとおもいます。
「グローブ作りは大変だけど、作って喜んでもらえる事が嬉しい」とおっしゃっておりました。
感動のグローブを一度体験してください!
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